営業に行こう!
皆さんは、営業というとどういうイメージを思い出しますか? シーベルシステムのトムシーベルは、「世界で最も同じことを反復しているのは営業マンだ」と言ったそうな。「同じことの繰り返し=頭を使わない=なんかやりたくない」というイメージを持った学生の皆様。
告白しますが、私は元営業マンでした。私は自分の経験から言っても、営業職の人は、上のようなイメージの人が多いな、と感じることがよくあるが、管理部門だって成果に直結しない非効率な事ばかりやっているイメージがありますよ。花形と言われる経営企画だって、なんか数字をつくっているけど、実際に使われたことないし、そんな数字誰も知らない。 当たり前だけど、「頭脳が必要な職種」なんてない。個人が頭を使えば、営業だって頭を使うし、管理部門だって思考は停止するということだ。だって、天下のリクルートや商社、広告代理店などは、全部営業が最も強い(営業が花形)じゃないか。本当に強烈な企業って、営業が最もすごいんですよ。 営業が「努力と根性」で、管理部門が「頭脳と論理性」というのは、昔の話。今、営業だって自分でマーケティングをやり、自分で戦略を立てて、自分でビジネスを作り上げ、顧客にコンサルティングだってする時代だ。むしろ、そうなっていない会社、たとえば、ルート営業ばかりやって、客とゴルフの話や夜の宴会の話ばかりやっているところは業績だって悪化してくる。実は、営業って最もクリエイティブでとぎすまされたビジネスセンスが必要な職種なんです。営業マンって、会社の誰よりもプレゼンテーションは上手いし、誰よりも存在感もあるし、誰よりも仕事のスピードが速い。だから、僕は昔自分が営業をやっていたことを少しも後悔していないし、今、かなりの精度で企業の問題の仮説を立てられるのは、昔、どさ回りをやっていたからだと自負している。 また、ヨーロッパ、アジア、米国など、世界中の人間とビジネスができて、自分の知見も大いに広げられた。僕は、世界中を回ったし、VIPともビジネス交渉もしたので、かなり度胸もついた。営業をぜひやってみようよ!
by fri2005
| 2004-12-19 23:36
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