流れを読む力


戦略とは「流れを読む力」ではないかと思います。

たとえば、「経営戦略」ってありますよね? あれも要は「流れ」つまり「変化の方向性」を読むことだと思うわけです。

企業を取り巻く環境が、これまでと同様に好環境で、企業の内部もうまくいっていて、業績自体も好調で、今後もその流れが全く変わらなければ、経営環境分析やら経営戦略立案やらは必要ありません。何も考えず、今までと同じことを同じようにやりつづければ良いわけです。

でも、実際問題そうじゃない。企業を取り巻く環境も、企業自身も刻一刻と変化しつづけている。自社を取り巻く周りの環境がだんだん変わってきたとか、これまでは変わらなかったけど、将来的にあともう少ししたら変わってきそうだとか、同様に、自社自体の組織的、人材的、オペレーション的なものが変わってきたとか…。
だから、「一体何が変化しているのか?」、「どうして変化しているのか?」を分析して、「それらの変化に対してどのような打ち手を打って、どのような方向性に持っていきたいかを決める」ということが必要になるわけで、それが経営環境分析であり、経営戦略なのです。

『変化』のあるところに『戦略』あり
そういうことではないでしょうか?

じゃあその『変化』をどうやって読むか?というと、いくつかの要素に細かく分解していくことが必要になります。
『変化』というのは、色んな力が総合的に影響を及ぼした結果ですよね?それってちょうど、中高時代にならったベクトルの考え方に似ていて、ベクトルaとベクトルb、ベクトルc…の総和のベクトルZが全体の変化の方向性になるみたいな。と言うことは、経営戦略を立案する上で重要なのは、環境分析の部分で、しっかりとその『ベクトル』を正しく洗い出し、その総和のベクトルZの精度を上げることになるわけです。
そういった、さまざまな要素となるベクトルの総和としての『変化の方向性』を読む力というのが戦略の良し悪しを左右することは間違いありません。

これからの時代、プロフェッショナルなビジネスマンになるためには、これらの『流れを読む力』が必要不可欠になりそうです。
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by fri2005 | 2005-03-17 12:29 | その他いろいろ
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