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確実に彼女をつくる方法

学生から彼女を作る方法を教えてくれとよく言われる。実は、私は虎の巻を知っている。お見合いクラブなんかよりもよほど高い確率で彼女が確実にできる方法だ。


 女性というのは、基本的に、ある組織、グループで、最も「優秀」な男に対して好意を抱くという特性がある。この鉄則を利用すれば、戦略的に彼女をゲットする方法を作り出すことが可能となる。まず、「優秀」の定義だが、これはいろいろだ。例えば、人を愉快にさせる、おしゃべりが楽しい、リーダーである、頭が良い、など、領域はなんでもよい。とにかく、ある特定の領域で、「一番」になる必要がある。女性は「一番」が好きなのだ。例外はない。二番を選ばないのが女性なのである。

 さて、もう一つ、女性と仲良くなる秘訣がある。それは、「女性をゲットすることを目的にしない」ということだ。実は、女性と仲良くなるためには、何か(別の)共通の目的をもって、それに向かって「一緒に」ガンバルということをすることで、その「結果」、女性は、あなたの中の「優秀さ」に惚れるのだ。だから、反語的だが、彼女を作るためには、「彼女作りとは別の目的」を設定しなければならないことになる。

 以上、まとめると、何でも良いので、女性が沢山集まりそうなコミュニティー、サークル、習い事に参加し、その分野で自分が最も優秀であるような状況を作り出すこと、となる。例えば、私であれば英会話スクールを思い浮かべる。私は英会話には自信があるので、その辺のスクールに行けばおそらくかなり目立つだろうと思う。みんな、英会話を学ぶという「目的」に向かってがんばっている。何度か通っているうちに、みんなで食事に行く機会もでてくるだろう。もし、あなたが、クラスで目立っていれば、間違いなく、そのコミュニティーは「買い手市場」(あなたが女性を自由に選べるポジション)になるだろう。

 私のように、テニスや英会話ができない、という人にも奥の手がある。例えば、お料理教室やイタリア語など、男が集まりそうにない(しかし、女が集まりそうな場所)場所に出向いて、ちょっとドジをしながら、かわいさを演出するのだ。例えば、お料理教室にあなたが(男)が通えば、間違いなく周りの女性は興味をもってあなたを見るだろう。あなたは、お料理がうまくできなくても、人柄、冗談などで周りを明るくし、「いや〜、これからの男はお料理ぐらいできないとダメだと思って」と恥ずかしそうに、隣の女性に「ちょっと教えてください」と言えばよい。この場合、戦略的には、女性しかいないコミュニティーに現れることで、珍しさを演出し、間接的に「優秀である」(他の男と違って、しっかり家庭的なところに意識を持っていると伝える)を演出するのだ。

 このように、頭を働かせれば、「特定の組織、コミュニティーで最も優秀になること」を作り出すことは可能なのである。さて、ここまで書いて、合コンやお見合いがいかに、無駄であるかということがおわかりだと思う。まず、合コンやお見合いは、そのイベント自体が、相手をゲットすることと等しい。つまり、虎の巻その1,女性と仲良くなることそのものを目的とせず、他の目的を達成する課程で仲良くなる、という公式に不整合が生じてくるのだ。さらに、お見合いは一対一だ。女性は、「他と比べて」優秀な人に行為を抱くのであって、そこでも不整合が生じるのだ。つまり、合コンなどいくら繰り返しても、彼女はできないと肝に銘じてもらいたい。合コンで成功する人は、そんな努力などしなくても自然に女性が集まってくるイケメンぐらいだろう。我々とはほど遠い世界である。

 まとめよう。彼女が欲しければ、お料理教室、英会話などのカルチャースクールに行くべし、というのが私のアドバイスだ。私はこの理論に相当の自信をもっている。
# by fri2005 | 2005-04-10 21:25 | 新卒君の悩み

ただ今、考え中です

みなさんは日ごろこんな発言をしてはいないだろうか?

「現在考え中です。」
「あとでまた考えます。」
「考えがまとまったらまたお知らせします。」

もし、「けっこうしているな」と思ったあなた、ぜひ今日からこういった発言はやめるように心がけてもらいたい。

私の周りにも、よく 「ちょっと今そのことについて考えているところでして、ちょっとまだ考えがまとまっていないので、整理ができたら報告します」なんて言う人が少なからずいる。しかし、それらの多くの人が言葉とはウラハラに、全く考えてはいない。このような発言をする彼らが、本当に言葉通り、あとになって考えがまとまって、良いアイデアを報告しに来ることなど皆無である。少なくとも私はそんな稀有な人に出会ったことがない。

要は、彼らのこれらの発言は、考えない言い訳でしかない。

逆に本当に考えている人はというと、少なくとも、こういった発言はしない。こういった発言の代わりに、現時点での自分の意見をはっきりと述べる。もちろん、考え足りていないことが多いので、あとで補足が入ったり、最初の考えとは全く変わってしまったり、そんなこともある。ただ、かならず、その時点での自分の考えはきちんと主張し、かつ、その後も自分の考えをより良い物へと改善しようと一生懸命努力する。

これぞまさしく、「考える」ということではないだろうか?こういう作業をしてこそ、より良い考えやアイデアにたどり着くことができると私は信じている。

みなさんにも、もしそのような兆候があれば、考えない言い訳などやめて、本気で取組んでみてはいかがだろうか? 「逃げ」からはけっして何も生まれない。
# by fri2005 | 2005-04-10 12:30 | その他いろいろ

営業戦略立案

営業戦略って言葉を良く聞く。大手の戦略系ファームなんかが営業戦略と称していろんなことをやっているのを知っているけど、それらのほとんどが「使えない」ものばかりって知っている?

大手の戦略系ファームの営業戦略って、基本的には「漏れ分析」と「確率分析」が基礎になっている。たとえば、古典的な手法は、成約確率を「市場カバー率」と「競争勝率」に分けて、それぞれのカバー率と勝率をあげるために、営業範囲を広げる、または、相関関係のある因子を洗い出して、高める(例えば、顧客滞在時間を長くする、夜に訪問することで、成約率を上げる等)という考え方だ。

しかし、実際に営業をやっている人からしてみれば、そんなことをいくらやっても売上は上がらないことは一目瞭然だ。大体、お客のところに長くいれば受注する確率が高くなる、なんて、まったく机上の空論。成約の確立は、客と仲が良いとか、得意先の仕入部長の娘と営業課長が結婚しているとか、接待攻撃を食らわしているとか、そんなことできまる。また、もっと競争が激しい場合は、営業の「滞在時間」じゃなくて、「提案力」など、顧客のツボを掴んで、効果をしっかりと伝える能力に依存しているわけ。リクルートや総合商社のように、最強の営業部隊を持っている会社は、組織力じゃなくて個人力が高いわけだ。

つまり、大手のファームがやっている「営業戦略」なんて、所詮は学校のお勉強(数学の世界)ということ、だから、扱っている商品がコモディティーになっちゃって、大量販売で利益をだしている昔の会社のスタイルにしか通用しない。

営業って、もっとも人間力というか、個人の能力が試される職種。昔みたいに、「なにも考えない人が汗水垂らして都内を走り回る人」というイメージはほど遠い。逆に言えば、そんな連中しかいない営業をもっている会社は間違いなく売上は落ちているし、「漏れ分析」と「確率分析」なんかじゃ、絶対に営業力はあがらない。

営業って、人と人のインターフェイスがもろに出てくるところ。付加価値型の商品を販売している会社であれば、最も優秀な人を営業に配置すべきだし、営業戦略を標榜するなら、数学の世界からマネジメントの世界に発想を転換しよう。

たかが営業、されど営業。
# by fri2005 | 2005-04-06 21:49 | Career

人生いろいろ、営業もいろいろ

みなさん、「営業」って言葉、よく使いますよね?

ものやサービスを売る・提案するという行為であったり、そういった職種だったり、それをする人だったり、「営業」って言葉にはいろんな意味があって、一口に「営業」といっても、いろいろある。
もし、今、「営業」を志望して色んな企業を選んだりしている人は、下記のような考え方も企業選びの参考にしてもらえたらと思う。

「営業」がどんな仕事をし、「営業」にどんな権限が与えられているのか? というのは、その企業がどんな業態で、どういった商品・サービスを扱っていて、どういったものを強みとしているかによって大きく変わってくる。

例えば、メーカーの営業の場合、そのメーカーが扱う商品が、

・家電品・一般家具・生活消費財などのハードなのか、それとも、ITや金融、商社のような目に見えないソフトなのか?
・完成品なのか、それとも、ある商品を作るために必要な部品や素材なのか?
・売り先が、最終消費者なのか、一般企業なのか?、代理店や量販店などのような仲介的な企業なのか?

こういったことでずいぶん「営業」の形態も変わってくる。例えば、家電品・一般家具・生活消費財などのハードの場合、できあがった商品を売るだけの「もの売り」である可能性が高い。そういった商品の場合、ものが売れるかどうかは、「営業」がどうのというよりも、商品自体で決まってしまう可能性が高い。部品についてもそうである。
逆に、ITや金融、商社のように、顧客に応じて商品・サービスを組み合わせたり、新に作ったりするような業態の場合、顧客接点である「営業」の役割と権限は極めて高い。
また、売り先が最終消費者の場合、「営業」による顧客との人間関係や提案力によって商品の売れるか売れないかが決まる可能性が高いが、代理店や量販店への「営業」の場合、個人の営業マンの裁量というのは極めて小さく、互いの企業の上の方で仕入れや発注が決まってしまっていて、「営業」はただ言われたものを右から左に届けるだけということも多々ある。

このように、その会社の「営業」がどんな仕事で、自分が入ったらどんな業務を行なうことになるのかということは、その企業のビジネスの仕組みや、扱う商品、また、その企業の持つ強みが商品開発力なのか、各種企業とのつながりの強さなのか、それとも人なのか?ということで、大きく変わってくるのである。

上記のことは、単に「営業」だけに限ったことではない。あらゆる、業種に言えることである。モノには必ず原因がある。「営業」が強い会社には「営業」が強いなりの理由が、「営業」が弱い会社には「営業」が弱いなりの理由がちゃんとあり、「マーケティング」が強い会社には「マーケティング」が強いなりの理由が、「マーケティング」が弱い会社には「マーケティング」が弱いなりの理由がちゃんとあるのだ。

それは、ちょっと考えればわかることだ。上記のような考えは、企業のホームページを見て、しばらく自分でじっと考えていれば、容易にあたりがつくにちがいない。

にもかかわらず、私たちはあまりそのように物事を深く見ようとはしない。自分の都合の良い方に解釈してしまって、「きっとあの会社はいい会社に違いない」、「あの会社に行ったら自分はこんな仕事ができて、それによってこんな能力を鍛えられて、将来的には・・・」と思い込んでしまう。しかし、実際はそうじゃない。だから入ってみてあとで苦しんだりすることになる。

でも、その予兆は、入る前にあなたの目の前にあったはずなのだ。あなたはただそれに目を向けないで気づかなかっただけ…。

ぜひそういったことにならないために、こういったことをしっかりと考えた上で志望する企業、職種を考えてもらいたい。
# by fri2005 | 2005-04-06 06:48 | 就職活動

コンサル本の弊害

今仕事でとっても悩んでいることがある。それは、とにかく、「指示が曖昧な奴が多い」ということだ。会社の業務って、一人でできない。だから、チームで仕事をすることになるんだけど、みんなが好き勝手バラバラにやると、全体で不整合が起きるから誰かが、音頭をとって指示をする必要がある。
 ところが、この指示、とってもやっかいだ。なんで、人って、こんなに指示をするのが苦手なんだろうって頭を抱えてしまうぐらい、意図が伝わっていない。その最大の原因は、巷にあふれる「コンサル本」だと僕は思っている。
 さて、コンサル本を見てみよう。こんな文章が書かれているはずだ。

「変化の激しい競争環境の中でサバイバルレースに勝つためには、自社の資源をコアコンピタンスに集中し、他社との差別化を図らねばならない。グローバルなメガコンペティションの中では、ルールのデコンストラクションが必要なのだ。」

 僕は、この文章を読んでも意味はさっぱり分からない。こんな文章を読んで、学生が「ふ〜ん」とか「本当にそうだよな」なんて、感じているのを見ると怖い気がする。実際に、若手の部下にコンサルをやらせると、上みたいな言葉を盛んに使う。そういう奴に、問題解決をやらせると、「ええ、まず、as-isを分析して、to-beを作って、gapに対してうち手を考えます」なんて、言い始める。しかし、実際に、その進め方でやってみると、全員何をやってよいのか分からない。

 当たり前だ。実際の企業の問題って、部長のハンコが遅いから、出荷が遅れる、とか。横にいるお局さんが、ぐちゅぐちゅ言うから、仕事の生産性が上がらないとか、そんなことが100も1000も絡み合って、問題を引き起こしているんだ。そういうところに細かく入っていかないで、as-isだ、to-beだなんて、抽象的なところで、解決策を求めようとするのがダメなんだと思う。僕の大好きな著名コンサルの人がこんなことを言っていた。

「会社の業績を上げるためには、社長の目が細かいところまで行けば行くほどうまくいく」

その通り。ルールのデコンストラクションや、ポートフォリオ分析もいいが、もっと「手触り感のあるところ」をしっかり掴もう!!
# by fri2005 | 2005-04-02 11:31 | Career