アメリカンエキスプレスのブラックカード

皆さんは、アメックスのブラックカードというのをご存じだろうか。このカードは芸能人でも5人程度しか持てないと言われる幻のカードで、アメックスのホームページにも紹介されていない。最近は、中小企業の社長でも持っている人が増えてきたそうだが、年間のカード支出額が1-2000万クラスが最低条件とか。銀座のクラブでは、アメックスのブラックカードで支払いをするオジサンに結構出くわすそうだ。

 アメックスのプラチナカード。これは、僕の知人でも持っている人がいる。このカードも、個人の申し込みでは入手は不可能だ。アメックスからの「招待状」が来なければ、入手できない。ただし、このカードはアメックスのホームページにも紹介されており、一般公開されている。こちらは、まずアメックスのゴールドを使い、年間の使用料が一定の金額を超えて、継続的に使われていれば、いずれ「お誘い」がくるらしい。僕の知人は、実は会社の上司だった人で、彼は、アメックスのゴールドでベンツを買ったら、翌年にいきなりプラチナのお誘いがきたと豪語していた。(本当の話)

 さて、アメックスのゴールド。これは、ゴールドと言っても、社会人だったら、実は誰でも入ることができる。昔ほどステータスは無くなっているようだ。実際に僕も年収400万ぐらいの時に持っていた。ただし、年会費が高くて、特にメリットを感じられないので辞めてしまった。あのまま使い続けていたら、今ぐらいプラチナのお誘いが来るのかな、とちょっぴり残念だったが、しかたない。

さてさて、アメックスの商品ラインナップを見ていると、人間の虚栄心ってビジネスになるもんだな、って感じる。だって、上のカードのサービスの違いって、ゴルフ保険とか、死んだときの保険が億単位になるとか、赤坂の料亭で予約ができるとか、僕たちにまったく関係ない得点ばかり。つまり、カードで支払うときに、チラッと見せる「俺って凄いんだぞ系の見栄」だけのために、年会費5万円も10万円も払うことになる。それでも、年齢と年収が上がってきたら、なんとなく「持ちたいな」と思うようになるし、持ったら「やっと俺もここまできたか」なんて、根拠のない満足感で満たされてしまうのだ。

学生諸君は、貧乏がステータス。「俺って、貧しいから昨日ファミレスでオールやったよ」みたいな会話が全然自然。女の子も「へー、無理しちゃだめよ。」って優しく反応してくれる。だけど、社会人になって「ファミレスでオール」なんていったら、女の子は「きしょ〜」と言って、近寄ってこないし、部長は「仕事ができない奴」と思うだろう。友人とは、暗黙の年収競争が始まり、学生時代貧乏旅行した奴が、夏にベンツなんか買った日には、いたたまれない気持ちになってくる。そう、社会人というのは、「経済力」が「ステータス」なのだ。

カードビジネスって上手いところを押さえているな、と思う。こういう微妙な人の真理を利用して、あなたもブラックカードを目指してアメックスを使うのだ。。。。
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by fri2005 | 2005-04-02 11:10 | その他いろいろ
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