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先手必勝

前回に続き、エントリーシートネタ 第二弾

エントリーシートがうまく書けたと思うが、いまいち面接を突破できない諸君

その多くの原因は、私の経験からすれば、後手に回っているからだと推測される。
ここで再度エントリーシートの使われ方を思い出してみよう。

面接をする時、ほぼ間違いなく初対面の人となるはずだ。
その際、相手も全く何も知らずに話をするのは辛い。
相手が持っているのは基本的にはエントリーシートだけだ。
きちんと事前に目を通す人も居るが、見ない人もいる。
しかし見ていない人でも、その場で軽く目は通すはずだ。(多くの場合)

ならば、このエントリーシートを活用して先手を取ってみよう。

具体的には、
「相手に突っ込ませるポイントを予めエントリーシートに仕込んでおく」のだ。
こうしておけば、事前に面接でのシナリオを描いて準備できる。
よっていきなり突っ込まれてあたふたするシーンを減らせる。

例えば、こんな箇所に突っ込みポイントが準備できる

・話の途中で切る(サワリだけ)
・象徴的な言葉を書いておく
・自分の考えの結論だけを書く(なんでそう考えたのかは書かない)
・如何にも取っ付きやすそうなエピソードを書く(例えば、世界40ヶ国旅したとか)

あえて突っ込みポイントを用意するのが難しい場合は、
とりあえずエントリーシートを書いてみよう。
そして自分で自分のエントリーシートを見て、
「自分が面接官だったら」という想定で見てみよう。
そして気になる箇所を、全て紙にリストアップする。
こういう想定質問集を準備しておくのも、突っ込み箇所をあえて用意するのと同様の効果が期待できる。

面接がうまく突破できない人、
その多くは面接の場の主導権を相手に握られているからだ。
面接とは、ある意味自分を売り込む商談・交渉のテーブルだ。
営業マンが、客に商談の主導権を握られれば、
値引きさせられるか、無理な注文をつけられるか、失注するか、
いずれにしろいい結果は期待できない。
それと面接も同じだ。

受かった面接の多くは、思い起こせば、その時の会話は何となく自分が主導権を握れていたような感触があったのではないか?
主導権を握る為には、相手の先手を取っておく事だ。
その為に、事前に、相手に突っ込ませる箇所を用意して対策を練っておくなり、
突っ込まれそうな箇所を想定し対策を練っておくなり、こういった事前準備が必要なのである。

面接がうまくいかない人、
貴方は、面接のその場で考えて喋ってませんか?
by fri2005 | 2005-01-25 15:40 | 新卒君の悩み
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