カテゴリ:就職活動( 4 )

人生いろいろ、営業もいろいろ

みなさん、「営業」って言葉、よく使いますよね?

ものやサービスを売る・提案するという行為であったり、そういった職種だったり、それをする人だったり、「営業」って言葉にはいろんな意味があって、一口に「営業」といっても、いろいろある。
もし、今、「営業」を志望して色んな企業を選んだりしている人は、下記のような考え方も企業選びの参考にしてもらえたらと思う。

「営業」がどんな仕事をし、「営業」にどんな権限が与えられているのか? というのは、その企業がどんな業態で、どういった商品・サービスを扱っていて、どういったものを強みとしているかによって大きく変わってくる。

例えば、メーカーの営業の場合、そのメーカーが扱う商品が、

・家電品・一般家具・生活消費財などのハードなのか、それとも、ITや金融、商社のような目に見えないソフトなのか?
・完成品なのか、それとも、ある商品を作るために必要な部品や素材なのか?
・売り先が、最終消費者なのか、一般企業なのか?、代理店や量販店などのような仲介的な企業なのか?

こういったことでずいぶん「営業」の形態も変わってくる。例えば、家電品・一般家具・生活消費財などのハードの場合、できあがった商品を売るだけの「もの売り」である可能性が高い。そういった商品の場合、ものが売れるかどうかは、「営業」がどうのというよりも、商品自体で決まってしまう可能性が高い。部品についてもそうである。
逆に、ITや金融、商社のように、顧客に応じて商品・サービスを組み合わせたり、新に作ったりするような業態の場合、顧客接点である「営業」の役割と権限は極めて高い。
また、売り先が最終消費者の場合、「営業」による顧客との人間関係や提案力によって商品の売れるか売れないかが決まる可能性が高いが、代理店や量販店への「営業」の場合、個人の営業マンの裁量というのは極めて小さく、互いの企業の上の方で仕入れや発注が決まってしまっていて、「営業」はただ言われたものを右から左に届けるだけということも多々ある。

このように、その会社の「営業」がどんな仕事で、自分が入ったらどんな業務を行なうことになるのかということは、その企業のビジネスの仕組みや、扱う商品、また、その企業の持つ強みが商品開発力なのか、各種企業とのつながりの強さなのか、それとも人なのか?ということで、大きく変わってくるのである。

上記のことは、単に「営業」だけに限ったことではない。あらゆる、業種に言えることである。モノには必ず原因がある。「営業」が強い会社には「営業」が強いなりの理由が、「営業」が弱い会社には「営業」が弱いなりの理由がちゃんとあり、「マーケティング」が強い会社には「マーケティング」が強いなりの理由が、「マーケティング」が弱い会社には「マーケティング」が弱いなりの理由がちゃんとあるのだ。

それは、ちょっと考えればわかることだ。上記のような考えは、企業のホームページを見て、しばらく自分でじっと考えていれば、容易にあたりがつくにちがいない。

にもかかわらず、私たちはあまりそのように物事を深く見ようとはしない。自分の都合の良い方に解釈してしまって、「きっとあの会社はいい会社に違いない」、「あの会社に行ったら自分はこんな仕事ができて、それによってこんな能力を鍛えられて、将来的には・・・」と思い込んでしまう。しかし、実際はそうじゃない。だから入ってみてあとで苦しんだりすることになる。

でも、その予兆は、入る前にあなたの目の前にあったはずなのだ。あなたはただそれに目を向けないで気づかなかっただけ…。

ぜひそういったことにならないために、こういったことをしっかりと考えた上で志望する企業、職種を考えてもらいたい。
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by fri2005 | 2005-04-06 06:48 | 就職活動

OB訪問の良し悪し

つい先日、就職活動中の学生からOB訪問を申し込まれたので、仕事が終わったあとに、その彼と一緒にご飯を食べながらいろいろと話をした。その彼を見ながら、OB訪問をするにしても、良い質問、悪い質問、良い聞き方、悪い聞き方、いろいろあるなと思った。その際に僕が感じたことから、皆さん自身がOB訪問する際に役立ててほしい。

僕自身、就職活動の時期、OB訪問というのをやらなかった。もっと時間の許す限りいろいろやっておけばよかったと思っている。なので、OB訪問している学生は、「お?積極的にがんばっているな。偉いな。」と思う。就職活動において、行動力というのはとっても大切だ。OB訪問なんて、やろうと思えばいくらでもできる。自分の大学の先輩とかじゃなくても、友だちや先輩の知り合いや、たまたま何かの機会で出会った人や、いろんなツテをフル活用して、いくらでもできるはずだ。にもかかわらず、そんなちょっとした一歩が踏み出せないで、結局あんまりいろんな人に会わずに終わってしまうということは多々あるので、みなさんはぜひぜひ厚かましく、ずうずうしく、がんばってほしい。

ただ、その際に、「どういう会社がいいですか?」と聞くのだけはやめて欲しい。
そんなのは、僕には分からないので(笑)。

「○○さんから見て、どの会社が良い会社だと思いますか?」って聞く学生が結構いるが、そんなものは人から教えてもらうもんじゃない。以前に大前研一の講演会に参加した時に、同じような質問をこともあろうに大前研一に投げかけてしまった学生がいて、「そんなもんは私は知りません。自分で考えなさい。」って一蹴されていた。その通りだと思う。
その会社が良い会社かどうかなんて、人それぞれでしょ?それは、その人がどういう仕事をしたいか、どんな職場で働きたいかによる。Aさんにとって良い会社が、BさんCさんにとってもいい会社と言うことは全く言えない。
そういう質問をする時点で、自分が見えていないのではないかと思ってしまう。自分がどういう仕事をしたいか、どういう仕事が合っているのか、それを見つけられるのは自分でしかないのだ。みなさんもぜひ、その点をしっかり注意して欲しい。

みなさんには、「自分はこういう仕事をしたい、こういう職場で働きたいと思っています。そういう点から考えて、A社は僕にとって良い会社だと思いますか?」という質問の仕方をして欲しいのだ。

あと、それと似ているが、OB訪問する際には、しっかり事前に準備していって欲しい。OB訪問を申し込む側には、申し込む側なりの責任が発生すると思う。相手の時間をあなたに分けてもらっているわけで、向こうも好意でやってくれているわけなので、それに対してしっかりと自分なりの誠意を見せなければならない。といっても、大したことをしなければならないわけではない。単純に、「どういう点を聞きたいのか、何を知りたいのか」それをしっかり用意していけばいいのだ。聞きたいことをしっかり準備して、それをしっかり質問するだけでいい。そうすれば、「どんな会社がいい会社だとおもいますか?」とか、「○○さんのお仕事はどういったものですか?」といったような、それを聞いてどうするのか?と疑問に思うような質問をすることはなくなるはずだ。

OB訪問にも、良いやり方、良い聞き方というのがある、ぜひぜひみなさんには会った相手が「気持ちのいい学生だな。また会ってみたいな。」と思うような人になってもらいたい。
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by fri2005 | 2005-02-06 15:27 | 就職活動

将来起業したいです!!!

FRIでは学生向け企画の一つに、就職支援活動を行ってきた。
その中で毎年述べ数にして大体150人ほどの学生の方とお会いする事になる。
当然自己PR等を聞くことは多くなるのだが、ここ数年(特にこの2年程)なぜかこのキーワードをやたら耳にする

「将来起業したいんです。その為に***(例えばコンサル)で経営を勉強したいんです」
個人的には、こういった人に対して
(1)「いつまでに」
(2)「どういったことをやりたくて」
(3)「その為に”今”何をしていて」
(4)「何がたりない?」
(5)「それはなぜ足りないのか?」
(6)「どう足りないものを埋める?」
といったような事を聞く。

こう聞くと、多くは何も答えられない。
特に「いつまでに」・「その為に”今”何をしていて」・「どう足りないものを埋める?」が9割方答えられない。
そのような場合、はっきり言えばこの手の自己PRは説得力は無い

何故そう感じるか。

そもそも、
起業したいからどこかに就職(しかも大体大手を言う)という発想自体、
本気で起業したいと考えているのか疑問に思う。
次に、期限が明確でなく計画がある程度でも語れないようでは、きっと実行は出来ないだろうと推測される。
そして最後に最も重要な事だが、今時点で何もその為の準備らしき行動を起こしていない時点で、本気が感じ取れない。

例えば、同様の事を考えている私の友人にも同じような事を学生時代に考えている人が居た。
その彼は、学生結婚で、新卒で某商社入社時には嫁と生まれたての息子が居た。
しかし起業家を目指すには、商社という組織はあまりにも環境が恵まれすぎている。
資金・商材・ネットワーク等、既に会社にある環境でなんとでもなる状況では、が恵まれすぎている為、起業家を目指すにはあまりも修行にならなすぎる。
そんなに最初から恵まれた環境が揃っている起業などありえるはずもない。
だから将来起業をしたいという思いを実現するには今の状況だとダメだと考えた。
そして、すぐ某ベンチャー企業へ、収入はほぼ無しにも関わらず修行の為転職。
これぐらいの身を切る覚悟は当然の如く実行に移せる人間でないと、個人的には、本気で起業を目指すとは言えないのではないかと思う。
彼は結局、新卒入社したが止めたパターン。

違う例をあげよう。
実際学生だが、起業したいという夢実現の為、法人相手に営業をしてきている。
更に自分の能力を高めるのに、もっと大きな仕事もやってみたい。
だから就職する事を考えている。
こういう話も何度か聞くこともあった。

経営を学びたいから、大手企業に入社する。
いつかは起業したい、こういった自己PRをされる学生の皆さん、
なぜ起業をする為の手段として「既に何かしら起業しています」だとか「ベンチャーで起業とはどういうことかを肌で勉強してきます」とかいった話が全くでないのでしょうか?
起業の手段は何もベンチャーだけではなく、
就職しても、学生のうちでも、例えば有限会社なり例えばNPOなりで、実際に自分で実行してみて学ぶ手段だってあるはずです。
むしろ本気で起業したいと思っている(この人は本気だなと話を聞いてて納得できる)人は、学生でも、例え小さな事でも、実際に自分で何かしら身をはって起業家を目指すべく、実行・準備しています。
こういった自分の身を削ってでもやりたいんだ!!という強い意思が無いと、将来は起業家というのは単なる上辺だけの言葉程度にしか説得力が在りません。

「将来起業」を自己PRで語られる学生の皆さん、
上の(1)~(6)の質問に対する答えを是非もう一度考えてみてください。
そして是非今からでもできる事は実行に移してみてください。

そうしなければ、「将来起業したいんです」という自己PRは、
聞く側に立ってみれば全く実感が湧かないお飾りの言葉になってしまいますよ?
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by fri2005 | 2005-01-11 12:10 | 就職活動

OB訪問の秘訣

就職活動においてOB訪問は業界・企業研究をする上で貴重な情報収集の手段である。

社会人として少しだけ、精度の高くまた業界の生の声を聞く秘訣を伝えたい。
みなさんがOB訪問する際には1年・2年上のサークルやゼミの先輩を訪問していないだろうか?まだ日々でも接点があったり連絡をとっていたりするので簡単にアポが取れると理由で・・
これは大きな間違いである。
彼らに志望企業のことをきくと
「いや~うちは世間体とちがって古い体質で受けないほうがいいよ~」
「ウチはでかいビジネスをできるし合コン受けもバッチシで結構楽しいよ~」
とこんな感じで、あまり本質的な会社の詳細を教えてくれなかったりする。

なぜならまだ1年ぐらいでは(特に大きな会社の場合)
会社の人・モノ・金・組織などなどを充分に把握しないで思いつきで話をしている可能性が大だからである。自分の感覚で自らの就職活動で真剣に入社を考えている会社の
情報を答えられたらたまったもんじゃない。

そこで私からのアドバイスは
コンタクトは難しいかもしれないができるだけ中堅社員となっているOB(20代後半から
30代前半)にOB訪問しよう。かれらは会社のことを熟知した上でいろいろな経験をつんでいてバリバリと前線ではたらいているであろう。また会社のいいところもわるいところもわかっているはずである。

あなたは以下の2点を質問すればよい。
・「御社の好きなところ(いいところ)はなんですか?」
・「御社のきらいなところ(課題)はなんですか?」

よい点と悪い点をきっちり把握している⇒現状の会社の状況をよく理解し・かつその会社で働いているのである。

みなさん、
ポジティブな話だけするOB・ネガティブ(愚痴)だけをする社員は自分の会社を理解していない。話は聞くな!!企業(業界)研究の情報の精度が落ちる!!

是非実践してほしい。
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by fri2005 | 2005-01-09 00:24 | 就職活動